書店は、なくならないのだ と、思う。
世の中がどれだけ電子書籍を普及させようとも。
私は紙媒体に生きるのです。
紙は、絶対になくならないとは思わないから。
私は、ものすごい読書家ではないんだけど、本屋が大好き。
一旦入ると、必ずぐるりと店内を一周するんですよね。そうすると、いつの間にか、買う予定以外の本が手にあったりして。ジャケ書いというか表紙買いというか。
しちゃいます。
好きなのは、推理もの(といっても本格推理とか日常の推理ものが多いです)、そして食べることに関するもの。エッセーが多いです。一番好きなのは東海林さだお先生(丸かじりシリーズ、全部持ってます)と、平松洋子先生 どちらも日常、誰でもが食べるようなものに愛情を注いでいる方だと思うんですよね。 高級料理店の話ばかりとか、グルメを気取った評論ものは、苦手なので全く読みませんが。。
そんなわけで今日本屋でさまよってたら、いつのまにか手にしてた本
平松洋子先生の本「ひさしぶりの海苔弁」(新刊じゃないんだけど)と、「酒場図鑑」
平松先生のは、だいたいどこかの雑誌に連載されていたものをまとめてるので一つ一つが短くてあっという間に読んじゃう。 そして「酒場図鑑」ちょこっと立ち読みして面白そうなので購入。本当に図鑑です。立ち飲みの解説とか料理の頼み方とか。
これを片手に飲み屋に行ってお店の方を笑えるような感じ。
本自体は、好きです(雑誌も好きですねえ))でもかなり偏ってます。
そのうち店でもするようになったら、暇つぶし本ということでずらり並べますが、多分楽しい本ばっかりだと思いますよ〜。
雑誌に関しては、エルマガジン社ファンなので(関西の情報誌の会社です)この関連の雑誌は、かなり持ってます。これ、私の情報源の一つです。
本というと、最近西野氏の「プペル無料問題」があれこれ言われてますね。
正直いうと「所有欲求」が人間にある以上は、ネット上で無料公開しても、売れるとおもうんです。だって立ち読みしてほぼほぼ読んでも買う人いるじゃないですか。
デジタルって便利だけど、どこかで「所有している満足」が満たされないんじゃないのかなと思うんです。音楽だって、ネットから音源を買うことができるようになったのに、レコードやカセットが人気を集めだしたり。
スマホで撮って、すぐ消せるのに、写ルンですを買って写真撮るのが流行ったり。
だから、売れる力があるなら、無料で公開しようと、立ち読みように置いておこうと、図書館で読めるようになろうと、買う人は、買うし、売れるんですよね。
その時のマージンとかをきちんとしておけばいい話で。
西野氏のプペル自体は、彼も「この絵は、案を自分が考えてスタッフがこんな風にしたほうがいいと言ってくれて、こんないい絵になった」ってちゃんと言ってるんだから自分はプロデュース業だったと認めてるのに
なんで参加スタッフ全員のクレジットを常に表示してあげないのだろう?
ていう点が理解できないけども。無料公開については、あながち反対意見出せないんですよね。こういうやり方をこれからどうやっていい報告に持っていくか、出版側もクリエーター側も考えていかないといけないんじゃないかなあ〜なんて。
勝手に思いました。
私は、自分の指で紙のページをめくりたいのだ。
ということで今日も本を読む。