憧れの人に会うことは大事なことなのだ #がま口 #空空商會朝来 #文化屋雑貨店 #長谷川義太郎 #阪急百貨店 #イーストトーキョー
今年もやってきてくれた!!
と言うことでお邪魔したのが阪急百貨店
イーストトーキョウというのは東京の東側、台東区などのものづくりの街、
ここから生まれたカルチャーや、ここから育っていったアーティストが沢山いる場所。
昔からのものづくりの街なので、下町でもあり、いろいろなものが生まれる場所。
今回は、ここに焦点を当てたイベントになってます。
となれば、当然ながら出てきてくれるのが、私の大好きな「文化屋雑貨店」
文化屋雑貨店は、ご存知の方ももちろんおられるんですけども、1970年代に開店したお店で、現代の「カワイイ文化」の発祥とも呼ばれるお店です。
何より「雑貨」という言葉も、文化屋が作ったものなのです。
もうとにかくどこを探しても見つけられないようなオリジナリティとキッチュで、可愛く、ぶっ飛んだ雑貨を仕入れるだけでなく作ってました。
もちろんあたしもがっつり影響を受けていて一時期大阪にもお店があったんです。
東京に遊びにいった時は東京の文化屋に行き、大阪の文化屋にも行き。大好きでした。
この文化屋雑貨店には「蔦谷喜一」先生の絵が使われているものも多く、子供の頃、駄菓子屋に入り浸っていたちびっこアカサカがよくおばあちゃんに買ってもらっていたのが、まさに蔦谷喜一先生の着せ替えと塗り絵でした。
正直いうとちびっこアカサカにとってもちょっとレトロだったんだけど当時の駄菓子屋は、アニメの塗り絵も、何もかも怪しい、どこの誰が書いたのかわからない画力のものが多く、それに紛れるように存在していたレトロなこの塗り絵たちに子供なもので見分けがつかなかったのです。
なので文化屋雑貨店でこのイラストを見ても「馴染みがある」ものでありました。
文化屋って、陶器の焼き付けモノとか、白衣のプリント物とか、文化屋で作られていて、工場というよりは工房で作られていたんですよね。
それがどこかキッチュな可愛さを孕んでいて、どうにも心が鷲掴みされるのです。
そんなことががっつりアカサカを作り上げていて、学生の頃やっていた芝居でも、衣装やら小道具やらはとりあえず自分たちで作るが前提、そこからアクセサリーやら何やらも作り出し、その延長が今のがまぐちに繋がっていくのです。
かなり大人になってから蔦谷喜一さんを有名にしたのも長谷川さんだと伺って、改めてすごい方だなと思いました。もちろん文化屋の本もイベントの時に買わせていただきました。
なので、文化屋雑貨店は、あたしにとってもすごく大事なところにあるのです。
2015年に完全閉店された時はかなりショックではあったのですが、文化屋雑貨店を作った長谷川義太郎さんがなんだか全然終わった感がなかったので、こりゃまだ続きそうと思ってたら、阪急百貨店が定期的にイベントに呼んでくださったのです。
ということで文化屋がくるなら、他に用事がなくても、文化屋に会いに必ずお邪魔して、何らかを買って帰るのが私のルーティーンになったのです。
実は長谷川義太郎さんは、結構大阪のイベントなのにやってきてくださって、ウロウロしはる。でも今までは他のお客さんとお話しされてたり、関係者さんとお話しされてたりするので、遠くから「わ〜本物だ〜」と眺めてました。
が、今日はウロウロしてたら声をかけてくださって、わわー!!ってなりつつ
大阪に来られる時は必ず伺ってます!とお返事すると喜んでくださって握手お願いしたら、快くしてくださった上に「せっかくだから」と写真まで撮っていただきました。
夢のようだー!!!
撮ってくださったのは「文化屋の生き残り」とおっしゃる方で、実は過去に大阪に来られてた際ちょっとお話しができた方だったのです。
光栄なことに覚えててくださって「前にも来られてましたよね」ってー!!まじかー!
長谷川さんは、いろいろお話をしてくださって、私は思わず「今、がま口作ってるんですが、あたしがこうやてものを作るルーツは文化屋なんです!」と話すと、喜んでくださって「そういうかたがいたりするからね、文化屋は終わらないんですよ」とおっしゃった。今お店は香港しかないんだよね、また国内でお店やっていただきたい。
やるならお手伝いしたい!(なんの力もないんですが)
今回買ったのはやっぱり喜一さんの。Tシャツは、母リョウコへ。
BAGは、その場で中身を入れ替えて下げて帰りました。長谷川さんも「早い!」と笑っておられましたが、可愛すぎるんだもん。
喜一さんは、元のもとは、母や叔母たちが好んでいたことから我が家に進出してきたのでした。
これからも大阪に文化屋がきてくれたら必ず行くんだろうな。
キッチュなものをまたちょっとずつ手に入れて。
そして何らかの文化屋イズムのようなものは、あたしだけじゃなく文化屋で育ってきた大勢の方の中に生きてるんだと思う。
本当に終わらないのだ文化屋は。
〜なかをのぞくとフエルトモチーフ、会話が始まるがまぐち〜
押し口を推すがまぐち 作家 空空商會朝来です
がまぐち 空空商會 朝来の今後の予定
出店予定: 9月 7.8日 京まちなか市 京都マルイ
9月 16日 京都アートビレッジ ZEST御池
9月 28,29日 くずはマルシェ
くずはモール本館ハナノモール1階
10月 5.6日 京まちなか市 京都マルイ
WマーケットHPで紹介いただきました!
がまぐち のことは
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空空商會 朝来どんながまぐち作ってるの?というまとめつくりました がまぐちいろいろ